昨今注目を集め競技人口が増加するボルダリング(岩登り)は、子どもからお年寄りまで楽しめるスポーツであり、特に全身を使うため、エクササイズとして女性の方にも注目され始めているスポーツです。そんなボルダリングを、魅力的な岩資源が集積している沼島で、地域おこしのツールとして活用できないかと考え、取り組みを始めました。
沼島中学校の体育館にはボルダリング専用の人工壁が設置されています。兵庫県の地域創生の助成金を活用して2017年から少しずつ整備を進め、2019年の8月に完成、人工壁のお披露目会を開催するまでに至っています。今後も助成金を活用して人工壁を延伸していければと考えています。
仮設のウォールや屋外の自然の岩を用いて子ども向けの体験プログラムを実施してきました。地元の子どもたちの中から将来のオリンピアが誕生することも期待しています。
沼島クライマーズネットワークを立ち上げ、エリアにおけるルールづくり、登攀ルートの開拓、地元小中学校のボルダリング体験会などの普及イベントを実施しています。活動の近況およびエリアの状態についてはfacebookをご確認ください。
・主担当:冨井貴之(研究科4期生)
・フィールド:南あわじ市沼島(人工壁:沼島中学校体育館)
・活動期間:2013年6月~現在に至る
・受賞:2013年度 淡路景観園芸学校景観園芸賞
兵庫県立大学大学院
緑環境景観マネジメント研究科 嶽山研究室
〒656-1726 兵庫県淡路市野島常盤954-2
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